急に体重を落とさずに、自然にするダイエットが理想
短い時間で、体重を急に減らすようなダイエットではなく、正しい食事をして、体調を整えていきながら自然にやせる体質に変えていくダイエットが、理想的な方法です。
ダイエット中に食べる食事は、摂取エネルギーを単純に減らすことではなく、野菜をたっぷり使い、それを中心として、肉や魚を適切な量だけ食べる、という具合にバランスの良い献立にするのが基本です。
バランスの取れた食事にするコツ
ポイントは、主食、主菜、副菜をキチンとそろえた食事にすることです。
主食は、ごはん、麺、パンなどの穀類を使った料理を示します。
主菜は、中心になるおかずのことで、肉、魚、豆腐などの料理です。
副菜は、野菜、いも類などの料理のことです。
さらに、これに汁物、そしてお茶などの飲み物で、メニューが完成します。
この献立の栄養素のバランスを、きちんと整えることが、正しいエネルギー量の食事を無理なく食べるためのポイントとなります。
胚芽ご飯が主食に最適
主食でオススメなのは、胚芽ご飯です。
胚芽米は、お米の胚芽が残してあって、普通の白米と比べるとたんぱく質や脂質、ビタミンやミネラルが豊富で、特にビタミンではB群、そしてビタミンEが多く含まれています。
玄米と比べると消化がよく、ご飯を炊くのも比較的簡単にできるので、毎日食べるためには使いやすいといえます。
炊き上がりもふんわりとしていて、見ても満足できます。
ただ、酸化しやすいため、少しずつ購入して、冷蔵保存をして半年以内には使い切ります。
朝食もしっかり!
最近は、朝食を菓子パンとジュースだけ、といったもので済ませる人が増えています。
ですが、油やエネルギーが多く、体が必要とする栄養をほとんどとることが出来ません。
ご紹介したように、主食、主菜、副菜をそろえて、バランスの取れた食事が習慣になると、心と体が満たされて、精神状態が安定し、甘いものを必要以上に食べたくなったり、意味もなくイライラして食べ過ぎたりすることがなくなります。
いつも食べている食事の中身を見直して、ポイントを知ることで、楽しみながら、美味しくダイエットが続けられるようになります。